日本は雨が多い国です。家を雨から守ってているのが屋根です。
そのため、屋根が経年劣化してくると、雨漏りの危険性が一気に高まります。
雨漏りが要因で、家の腐りが進み、倒壊してしまうこともあります。
現在、全国で空き家の倒壊が問題になっていますが、それも屋根さえ保守していれば、倒壊しない確率が上がります。
屋根を16~25年もなにもしないで放置していたら、雨漏り以外にも色々なリスクが出てきます。
一例をあげますと、屋根材の飛散。15年以内の場合、瓦が飛ぶことにはあまり少ないですが、瓦以外の屋根材ですと特に危険です。
特にスレートやコロニアル、金属などの屋根材の場合、棟に金属のふたをしていることがほとんど。棟板金と呼ばれるその金属のふたが、台風や春一番などで飛んで行ってしまうことが結構あるのです。
ただ取れるだけならまだしも、車や人に当たってしまうケースもあり、非常に危険です。
またトタン屋根や金属屋根の場合、錆が出ていたらますます危険。強風にあおられて屋根ごと吹っ飛んでしまうことがあります。
屋根の錆は、10年に1度は削ったり、さび止めを塗ったりするなどのメンテナンスが必要です。
表面はそのような処置で何とかなりますが、問題は裏側の劣化。出荷時に裏側にもサービスコートを塗っていますが、その後ずっとメンテナンスしていなかったら、20~30年ぐらいで全交換する必要が出てきます。
我が家の屋根はきっと大丈夫!と思っている方も、もしかしたら危険信号が点っているかも!?
不安を感じたら、すぐ近所の屋根屋さんに相談してくださいね。
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