屋根の老朽化。何が危険?

4日に1度は雨が降る日本。その雨に一番対抗しているのが屋根です。
そのため、屋根が老朽化してくると、雨漏りの危険性が一気に高まってしまいます。
雨漏りが原因で、家の劣化が進み、倒壊してしまうことも。
現在、全国で空き家の倒壊が問題になっていますが、それも屋根さえメンテナンスしていれば、倒壊しない確率が大きく上がります。。

 

屋根を15~20年も放置したら、雨漏り以外にも色々な危険が出てきます。
例えば、屋根材の飛散。20年以内の場合、瓦が飛ぶケースは少ないですが、瓦以外の屋根材ですと要注意です。
特にスレートやコロニアル、金属などの屋根材の場合、棟に金属のふたをしていることがほとんど。棟板金と呼ばれるその金属のふたが、台風や春一番などで飛んで行ってしまうことが結構あるのです。
ただ取れるだけならまだしも、車や人に当たってしまうケースもあり、非常に危険です。

 

またトタン屋根や金属屋根の場合、錆が出ていたらますます要注意。強風にあおられて屋根ごと吹っ飛んでしまう場合があります。
屋根の錆は、10年に1度は削ったり、さび止めを塗ったりするなどのメンテナンスが必要です。
表面はそのような処置で何とかなりますが、問題は裏側の劣化。出荷時に裏側にもサービスコートを塗っていますが、その後ずっとメンテナンスしていなかったら、20~30年ぐらいで全交換する必要が出てきます。

 

我が家の屋根はきっと大丈夫!と思っている方も、もしかしたら危険信号が点っているかも!?
不安を感じたら、すぐ近所の屋根屋さんに相談してくださいね。

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